失職者支援で炊き出しや相談会

KNBニュース 動画あり

 仕事を失った人たちを支えようと富山市で28日、ボランティアによる炊き出しや相談会が開かれました。
 ハローワーク富山のそばで開かれた「あったか相談村」は、自治労などの労働団体と市民でつくる実行委員会が主催しました。
 温かい豚汁とおにぎりが用意され、訪れた40人以上の職を失っている人たちに振る舞われました。
 中には夜と翌朝の食事にと、おにぎりを両方のポケットに詰めて帰る人の姿もありました。
 会場では防寒着や日用品も配布したほか、健康や労働相談の窓口も設けられました。
 窓口には「一週間くらい何も食べていない。お金も健康保険証もないから、病院に行けない」などの深刻な声が寄せられていました。
 実行委員会は、2月と3月にもこの取り組みを行うことにしています。