市との交渉
ホームレス支援団体と市協議
ホームレスへの公的支援を求めて、31日支援団体のメンバーが生活保護や就労支援について富山市側と意見交換しました。富山市でホームレスの支援活動を行っている「ホームレス支援ネット困民丸」は先月6日に森市長宛てに7項目からなる要望書を提出しています。
31日の話し合いには実際に路上での生活を経験した3人も加わりました。
富山市の社会福祉課の担当者は支援計画の策定や助成については今後、支援団体とも協議し研究していくとしましたが駅周辺にホームレス向けの生活相談窓口を設けることについては、既に福祉事務所がその役割を果たしていることから難しいとしました。
困民丸側では現在、富山駅周辺に30人近くのホームレスが生活していると見ていて「行政は、相談者をただ待つのではなく、積極的に支援の手を差し伸べていく必要がある」と話しています。